3行紹介
①本書は毎日を元気に過ごす為の方法を紹介している。
②紹介している内容は、科学論文により科学的根拠(エビデンス)があり、誰でも簡単に実践できるものに絞っている。
③本書の内容を実践することで、日々のストレスを減らし、元気に楽しく毎日を過ごすことができる。
文章チェック
・手足の動きは、表情よりもさらに優位に感情を動かす=楽しい動きをすると、楽しくなってくる
科学的に元気になる方法集めました(2017).堀田 秀吾、文響社
・姿勢をシャンとするだけで、チャレンジ精神に満ちて、戦う勇気が出てくるということです(ちなみに、サル山のボス猿にはテストステロンが多く見られるそうです)。それだけでなく、堂々とした姿勢のグループの人は「コルチゾール」というストレスホルモンも低下していましていました。
・「最悪!」の代わりに、「逆に、楽しい!」を口癖にしてみましょう。この効果をより効果的に発動させるには、 自分の中の切り替えフレーズ をつくっておくのも良いでしょう。
・何か行動をしているときと、ぼーっとしているときの脳の働きを比較したところ、後者のほうが記憶に関する部位や価値判断に関する部位が活発に働いていた という報告もあります。
・それほど大きな目標ではなくても、 人は自分で設定した目標をクリアできると満足できます。むしろ、あまりに高い目標を設定してしまうと、目標と現実とのギャップで落ち込んでしまう原因にもなります。
・目標は一つだけである必要はありませんから、すぐに達成できる喜びを感じるための短期目標と、ビッグな長期目標を複数設定して、どちらも紙に書いて貼ってしまうのが良いと思います。
・人間関係の解決法は、「人を減点評価で見ない」ということにつきます。
・疲れているのになんだか眠れない! というとき一息 20 秒ほどの深呼吸 をすることで脳に「休んでいいんだぞ」という指令を送る
・シカゴ大学の心理学者ラミレスらの行った実験があります。その実験内容は、試験直前の 10 分間に、試験について不安に思うことを紙に書き出すということ。すると、不安を書き出した場合と、そうでなかった場合では、書き出したほうが成績がアップしたという結果になったのです。
・ストレス解消や免疫力アップの効果は、「笑う」よりも「泣く」のほうが大きいという研究があります。
・外国語を学ぶと脳が発達し、マルチタスクが得意になる。
読書感想文
本書は人間関係やタスク処理、感情のコントロールなどを分かりやすく簡単にまとめらている本だった。
さらに言えば冒頭にあった様に、内容も簡単にできるものに絞っているので、自分の生活にも取り入れやすいだろう。
自分の健康のことを考えた時、自分がコロナ後遺症からうつ病になって体調を崩したのが30代で良かったと思う。
これが例えば50代とかだったら、体力的にも精神的にもきつかったし、これを機に健康への関心が強くなったからだ。
自分のバイト先にはご高齢の方が多いのだが、その中の1人が言っていて印象的だったのが、「全く病気がないよりも、少しの病気を持っていた方が病院へ行く機会があるので、長生きしやすい」という言葉だ。
そういう意味では自分の今の状況は最悪ではなく、ちょっとプラスなのだろう。
本書を読んで、いつかチャレンジしてみたいと思ったのは「外国語を学ぶ」ということだ。
本書によれば「外国語を話すことで脳の老化を遅らせられる」という研究が出てくる。
外国語を学べば人生の選択肢が増えるうえに、認知症の予防にもなるなんて最高だ。
また自分のバイト先の話になってしまうが、バイト先に80歳を超えて英語を勉強しているお爺さんがいる。
その方はとても80歳を過ぎているとは思えないくらい元気で、バイトの暇な時間に筆記体で英語の文章を書いているのだ。
実際にその英語を使う機会があるのかは不明だが、何歳になってもチャレンジする姿勢を自分は尊敬している。
今は外国語を勉強するツールはいくらでもあるし、いつかとは言わず今年中には時間を作って、英語を勉強できるようになっていたい。
本書にもある様に、小さい目標から立てていこう。
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