障害年金に落ちたので行政訴訟も見据えて「法テラス」に行った話

昨日は始めて無料で弁護士に法律相談ができる「法テラス」に行った。
法テラスに行くには電話での予約が必要で、予定が合うアルバイトが休みの日に合わせると、3週間後くらいに予約ができた。

受付で予約した名前を伝えると、1枚の紙を渡されてそれに相談の内容や、世帯の年収などを書く。

早めに到着してしまったのだが、弁護士さんが準備ができているとのことで、20分くらい早く個室ブースに通さられる。

弁護士という人種と話すことが初めてなので、少し緊張しながら相談内容と準備した資料を差し出す。

相談の概要をひとまず伝えて、聞きたかった本題を質問する。

「障害年金が不支給になったので、行政訴訟になった場合に集めておいた方が良い証拠はどんなものがありますか?」と質問したが、法テラスではそもそも行政訴訟を取り扱ってはいないらしい。

いきなり出鼻を挫かれた形だ。
どうやらそもそも法テラスは離婚や借金などの相談が多く、「障害年金」という手続き自体に今回の担当弁護士は詳しくないということだ。

ただ、資料や参考にしている判例に目を通してもらい、「仕事の内容が単純労働であること」や「日常生活の状態」などの要点を伝えたところ、仕事の様子の動画や同僚による仕事内容を証明する一筆、同居している彼女の生活状態の一筆があると証拠としては強くなるということを聞けた。

また、一般的な弁護士費用が着手金+成功報酬であること、訴訟費用は自分で裁判するなら印紙代がかかるがそこまで大金では無いと思う、その辺は裁判所の書記官?みたいな人に聞けば教えてもらえると教えてもらった。

こういうことを聞けただけでも良しとしよう。

ひとまず30分の相談を終えて個室ブースを退出する。

受付へ戻ると同一案件は3回まで相談できるとのことで、他の人にも話を聞いてみたいこともあり、そのまま次回の予約を取った。

次は弁護士をつけない本人訴訟や裁判の進め方などを聞いてみようと思う。

「少し裁判というものが身近に感じられて、成長できたのではないだろうか」、期待していた程の成果は無かったが、少しの満足感を胸に家路につく。

外は夏の匂いがした。

<追伸>
「オレンジ/myeahns」を聴きながら

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